英国大使館セミナー

ちょっとまたまたブログをサボってしまいました。追いついていきたいと思います。

8月24日の夜、英国大使館のホールをお借りしてモレーンアカデミーを開催しました。第1部は私が担当して「感染対策とマーケティング・マネジメント」のお話。昨年より北里大学で感染管理認定課程の非常勤講師をさせていただいており、その課程でのお話のエッセンスをご紹介しました。

第2部は「洗浄できないものは滅菌できない」(英国発、管状器材・マイクロ器材洗浄の未来)と題してツカザキ病院(東京医療保健大学大学院)の小林マキ子先生にご登壇いただきました。小林先生には上記以外にも感染防止対策加算の連携に関するお話も特別に追加いただきました。

アカデミー修了後のアンケートからのフィードバックを少しご紹介します。
1)「感染対策とマーケティング・マネジメント」に関して;
この講義の目的はICNの活動にマーケティングの手法を取り入れ周囲を味方につけ、院内全体の感染対策を加速させること。受講者の多くの方々よりICNにこそ重要な視点として実践につなげたいとのお声をいただきました。

2)「洗浄できないものは滅菌できない」に関して;
小林先生の実践で鍛え上げられた実践手法は受講者の方々に多大な気付きがあったようです。例えば;
・用手洗浄の限界や危険性を理解できた。
・洗浄機の導入に際しても自施設の体制に合ったモノを選択し、スタッフの教育が重要。
・未来は期待する結果であり、作り出すものとの言葉に勇気づけられた。
・外部委託しているが、感染対策担当者としてもっと関わるべきだと気付いた。等。
また、小林先生は地域の中核病院として現在14施設と連携しており、ここでの実践に基づいた工夫や課題に受講者の方々より多くの共感や質問が集中されていました。

セキュリティが非常に厳しく、受講者の方々は全て事前登録でパスポート持参の英国大使館でのアカデミーでしたが、ちょっと非日常での学びは大切であるとモレーンでは考えています。また、定期的に開催しますのでご期待下さい。









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