2018年1月29日月曜日

2019年新卒会社説明会

 2019年新卒会社説明会実施しました(3回目)。超売り手市場の中、小さな会社でしかも感染制御という一見、意味不明の業種の会社に興味を持ってくれてありがとう!
 
 でも、絶対に楽しいから。こんなに意義のある仕事は他にないから!マジで。簡単にいうとそんな話しを本心で語り尽くしました。予想以上の多くの学生さんたちに集まっていただき、終了後は多くの学生さんたちから共感のフィードバックをもらって純粋にうれしかったです。説明会後の座談会でもしゃべり尽くし、ノドが枯れて声がもう出ません笑。

 医療業界は今後も安定して成長すると言われていますが、膨張し続ける医療費の削減は国の至上命題。同じ医療でも今後は、成長する分野と衰退する分野がハッキリと分かれます。感染制御は世界的な耐性菌の台頭も含め、今後、間違いなくさらに重要視され、医療施設だけでなく、業界を超えて必須となる分野。ご興味のある方はまずは会社見学からでも結構ですので、気軽に遊びに来てください。
 小粒だけど、医療関連感染対策ではナンバーワン。こんな面白い会社があったのかと目からウロコですよ。

説明会終了後は予想以上の多くの学生さんたちにエントリーをいただきました。





2018年1月4日木曜日

2018年、本年も宜しくお願いいたします

 本年も宜しくお願い申し上げます。
 
 下記は社内向けに発信した年頭の挨拶ですが、モレーンの今年のスタートを皆様に知っていただきたく、下記に転記します。
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 昨年、義母が亡くなったため、年賀状は控えさせていただきました。

 本年も宜しくお願いいたします。

 あらためて、年頭のご挨拶をさせていただきます。
 今年の年末年始も天候に恵まれましたね。私個人は昨年末の大阪でのICNの方々との「振り返る会」に出席後、そのまま家族も合流して、お墓参りとユニバーサルスタジオUSJに行ってきました。ハリーポッターに約3時間!並らんだ挙句、肝心のアトラクションではグルグル回る映像に乗り物酔いするというオチが付き、何をやってるんだと涙が出そうになりましたが笑、並んでる間に家族と色々な話ができて、これもアトラクションの内かと妙に納得し、感謝したりしてました。

 さて、2018年が明けました。本日の大発会である東京株式市場では日経平均株高が2万3506円と26年ぶりの高値となり、世界的にも2018年は、景気拡大は継続していくという楽観的な見通しです。一方、北朝鮮情勢は緊迫し、欧米、特に米国で進む保護主義と排他主義の横行は深刻であり、一旦有事が発生すれば、景気云々は吹き飛んでしまうようなインパクトを孕んでいると個人的には心配しています。グローバル化などと言う言葉はいつの間にか死語になってしまったんではないかと思うくらい目にしなくなりました。
 医療の世界でも今年は診療報酬のダブル改定があり、医療費削減はさらに待った無しの状況です。我々のビジネスの中心である急性期病院は無くなりはしませんが、集約されていくことは決定事項です。このことは今まで通りのビジネスモデルで漫然と進めて行けば、ビジネスが縮小していくことを意味します。
 モレーンは今年で創業25周年になります。ゆっくりではありますが、着実に先を読みながらと言うより、必要とされる市場を作るという気概で進化してきました。上記だけを見ると何やら悲観的な気持ちになるかも知れませんが、個人的には最大のチャンス到来と感じています。急性期病院は縮小しますが、患者さんがいなくなるのではなく、高齢化社会により医療ニーズ、特に感染対策はむしろ増加し、慢性期病院や地域の老健施設、在宅へと市場は一気に広がるからです。昨年から特に注力した成長戦略製品は、言うまでもなく急性期病院だけでなく、感染への関心の高まりから、在宅を含めた全ての医療、さらには食品等の産業、そして一般個人にまでその需要は間違いなく拡大します。また、消耗品だけでなく、設備機器に関しても、大きなチャンスが来ています。去年は大企業による品質偽装問題が相次ぎましたが、医療施設に対する「感染管理の質の保証」は間違いなくkeyです。他社には絶対に真似のできないコンサルティング力とネットワーク、ノウハウと実績がモレーンにはあります。

 この予想される変化に対して我々は何をすべきか。
まずすべきことは、大きく分けて2つ。ひとつは、変化に対応して組織を進化させること。もうひとつは、拡大する市場にリーチするためと顧客の購買行動の変化に対応するためにwebを含めたデジタル分野を強化することです。AIを含めた業務の自動化(RPA: Robotic Process Automatio)やブロックチェーンによる貿易業務の効率化も目前です。
 組織進化に関しては、皆さん個人の能力を拡大するチャンスでもあります。社歴や役職は関係ありません。良かれと思うことは積極的に提言して下さい。新しいプロジェクトに積極的に参加して下さい。自分の可能性を自分で狭めないで下さい。「損失回避」といって人は得をするより損をしたくない生き物だそうです。ただし、自分の仕事が増えるからとか、失敗したくないからと新しいことに挑戦しないとこの変化スピードが加速している現代では「現状維持」すら難しいかもしれません。昨今求められている働き方改革とは、単に仕事を時短にすることではなく、社員が公私ともに「幸せ」になることだと経営者として自覚しています。そのために必要なヒト、モノ、システム、時間には積極的に投資していくつもりです。そこで今年は「損失回避を乗り越える」をテーマにします。自分自身の進化のために人間の本能ともいえる「損失回避」を克服してください。その先に必ず未来があります。

 年末年始、私自身は、経営者として何をすべきかというよりも、どうあるべきかを自問自答し、素心深考しました。我々の本当の強みは製品ではなく、企業理念や目的、そして文化です。私のハッピーは皆さんのハッピー無くしては実現せず、皆さんのハッピーも患者さんや医療従事者の方々のハッピー無くして実現しません。今年はあらためて私自身の役割、会社の目的を果たすために尽力する所存です。

大切な人を守りたい。
守りたい大切な人がいる。
守ってあげたい人がいる。

今年も一緒にロケットスタートでいくぜ!

本年もどうぞヨロシク!

2018年1月4日

草場恒樹

今年は戌年。愛犬マロン(ジャックラッセルテリア)と一緒に。

2017年12月31日日曜日

今年もお世話になりました(ひとり会議)

 今日の大晦日、毎年恒例の「ひとり会議」を誰もいないオフィスで開催しました。この1年を振り返り、未来を妄想するために大切にしている時間です。

今年はこれまで描いてきた成長戦略がやっと軌道に乗り始め、組織がその大きな変化に翻弄される綱渡りの1年でした。まだまだ道半ばですが、経営幹部および幹部候補もそれぞれが自分で考え行動し、時には「なに勝手なことやってんだ!」と声を荒げたりもしましたが笑、振り返れば、良い方向に進んでいるのかもしれません。

 よって、今年の「ひとり会議」では「組織進化」をテーマとし、経営者として、何をすべきかというよりも、どうあるべきかを自問自答し、素心深考しました。来年はあらためて自身の役割、会社の目的を果たすための行動をしていきたいと思っています。

 今年も国内外を旅して(出張ですよ笑)、多くの方々にお会いすることができました(ANAライフタイムマイルも50万マイルを超えました!)。
facebookのお友達の皆様のタイムラインやコメントにも大いに励まされ、勇気をいただきました。この1年間お世話になり、本当に有難うございました。深く感謝申し上げます。

来る2018年が皆様にとって幸せな1年となりますことを深くお祈りいたします。

それでは、良いお年を!

草場恒樹

写真は欧州ではなく笑、大阪での仕事納めの後、家族と合流してで行ったUSJのハリーポッター、ホグワーツ城。スゴかったですよ。

2017年12月11日月曜日

介護施設、在宅・家庭における感染対策(感染制御)インフルエンザ、ノロウィルス、耐性菌

 
 ちょっと時間が空いてしまいましたが、インフルエンザやノロウィルスの季節に入りましたので、今回は在宅における感染対策に関して、ご家族、訪問介護員(ホームヘルパー)の方々向けに思うところを書いてみます。

Keyword:感染対策 感染予防 在宅 介護施設 インフルエンザ ノロウィルス 耐性菌
 
 私たちモレーンコーポレーションのビジネスは、急性期の規模の大きい病院に対する感染制御が軸になっています。医療関連感染(院内感染)の重大な問題は、感染リスクの高い患者が集まるこのようなセグメントの病院で多く発生しているので、当然と言えば当然ですが、昨今の薬剤耐性の問題(抗菌薬が効かない病原体の蔓延)が世界的に深刻化している昨今、感染制御が必要とされる領域は、病院だけでなく、「地域」そして「家庭」にまで、その対応が迫られています。
 抗菌薬が効かない耐性菌のリスクは甚大であり、厚生労働省の報告でも、耐性菌の感染によって2013年時点で世界で少なく見積もって70万人が死亡、2050年には1,000万人を超える(現在のガンによる死亡者数を超える)と警鐘を鳴らしています。

■病院以外でどのような感染リスクがあるのか?
病院以外では、介護施設などを含めた「地域内」、そして家庭での「家庭内」という新たな領域内での感染が増えることが懸念されています。高齢化に伴う医療費を削減するため、これまでであれば、病院に入院しているはずだったような極端に抵抗力の低い患者さんが「地域」や「家庭」で療養する機会が確実に増えると思われ、これらの「地域内感染」や「家庭内感染」をあらためて定義し、対策を確立する必要があると個人的には思っています。
 
 耐性菌の代表格でもあるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)はすでに市中に広く定着してしまっています。もともと黄色ブドウ球菌は皮膚や消化管の常在菌なのですが、高齢者など免疫力が低下している場合や、今後、在宅でも増えると思われる、カテーテルを留置しているような患者さんは、重症化することがあるので特に注意が必要です。介護施設や在宅には、病院のように特に免疫力が低下している重症患者さんは通常いないので、病院と同じレベルの感染対策は不要ですが、最近では腸内細菌に見られるESBL産生菌やメタロ-β-ラクタマーゼ産生菌という耐性菌が病院外の市中でも増えています。抵抗力の低い高齢者には呼吸器感染や尿路感染を引き起こすので、訪問介護員(ホームヘルパー)を含む従事者は特に利用者に触れる前や清潔操作の前には必ず手指衛生を行い、使い捨ての手袋・エプロンやガウンの着用等、厳格な感染対策が求められます
 また、便や尿、唾液や痰などの排泄・分泌物は重大な感染源になり得るので、これらが付着した可能性のある器具や備品、環境表面の洗浄・消毒も重要です。ここが汚染されたままだと、せっかく手指衛生をしても手指はすぐに再汚染する可能性があり、その手を介してさらに感染が広がってしまいます。

インフルエンザ・ノロウィルスのシーズン到来。
我々は何をすべきか?

 例えば、自宅療養中の高齢者の方がインフルエンザに感染したら命に関わります。家庭内こそ、医療介護従事者だけでなく、ご家族も一緒に高い意識で感染対策に取り組むことが大切です。
 通常の季節性インフルエンザは、手指などに付着したウィルスを体内に取り込む「接触感染」や、咳やくしゃみ、唾などの飛沫の曝露による「飛沫感染」であることが明らかになっています。感染経路の予測ができることから、在宅ケア、ご家庭における新型インフルエンザの感染予防対策は実はシンプル。下記の5点となります。;

1. 手洗い(手指衛生)
2. 予防接種(ワクチン)、抗ウィルス薬
3. 個人防護具(マスク、手袋、エプロン・ガウン、状況に応じてゴーグル)
4. 咳エチケット
5. 室内換気

 インフルエンザワクチンは、現在、最も予防効果が高いと認められている手法ですが、感染リスクがゼロになるわけではないので、たとえワクチンを接種した場合でも、手指衛生と咳エチケット、個人防護は、必須であることを忘れないで下さい。

■子どもから感染するのはしょうがない?
 在宅における高齢者の感染ももちろんですが、子どもが学校や保育所等で感染し、自宅で子どもから親に感染するといったケースも当たり前のようになっていますが、大きな問題です。親は当然、献身的に子どもを介護するため、結果的に密に接触し、高い確率で感染します。インフルエンザやノロなどでは、重症化するケースもあるため、感染した親は子どもの面倒を見れなくなるだけでなく、長期間仕事を休む必要があったり、職場で感染を広げるリスクがあったりと、健康面だけでなく、経済的にも大きな損失が出ている可能性があります。本来防ぐことができる感染が家庭内には多く存在すると思われるので、親が感染対策に対する知識をもっと深める必要があると思っています。

■じゃあ、どうしたらいいの?
 感染した子どもに密接に接触する場合や、吐物・排泄物に接触する場合は、マスクをし、接触後は必ず手指衛生(消毒用エタノール等のアルコール製剤「以下、アルコール」または、流水による手洗い)をするようにして下さい。食器類やタオルの共用は避け、使用済みのティッシュに触れた場合も同様に手指衛生が必須です。
 しかしながら、かくいう我々、感染対策を標榜するモレーンでも子供が小さい社員が大勢いるので、恥ずかしながらダウンする社員は実はいたりします(涙)。愛する子供が苦しんでいるのにマスクや手袋ができるか?という問いには私も一人の親として「ううっ、できねぇ...。」と思わず膝をつきそうになる部分も正直ありますが、子供や家族を守るためにも大切なことなので、少なくとも、手指衛生と咳エチケットは家族にも伝え、徹底するようにして下さい。自分のためでなく、愛する家族のため。親がダウンしては子供を守ることができませんし、同居の他のご家族もリスクにさらされます。
 咳エチケットに関してはコチラ(東京都感染症情報センター)

 手指衛生に関しては流水による手洗いも効果的ですが、その場で即座に消毒できるアルコールが便利なだけでなく、目に見える汚れがない限り、さらに効果は確実です。最近は近所の薬局やネットでも容易に入手できるので、ご家庭に手指衛生用アルコール(ジェルまたはスプレー)を常備するようにしてください。訪問看護・介護を受けているご家庭では必須です。訪問従事者が残念ながら手指衛生しないこともありますので、ご家族からも使用を促してください。

ただし、ノロウィルスの場合は、流水による手洗いを第一選択として下さい。アルコールのノロウィルスに対する消毒効果は否定されておらず、むしろ期待されていますが、ヒトノロウィルスは培養できない故に、その効果はまだ確立されていません。
 また、便や尿の排泄物や嘔吐物は重大な感染源になり得るので、清掃・処理した後は手指衛生はもちろんのこと、汚染した環境表面(家具や床等)は清掃だけでなく、消毒する必要があります。市販の家庭用塩素系漂白剤(ハイター等)であれば、約50倍希釈すれば、ノロ等にも有効な1,000ppmとなるので(ペットボトルのキャップ2杯分の原液を500mlペットボトルの水で満たせば出来上がり)、この溶液を使用して、汚物を十分に取り除いた後、その表面を一方向に(ゴシゴシしない)拭きあげてください。ゴシゴシすると汚染を広げることになります。その際は、換気と手袋を忘れずに。また、塩素系消毒剤は対象物にダメージを与えることが多いため、初めから除菌成分を含浸させたワイプ(ダメージを与えない)も市販されているので、こちらもご家庭に常備しておくことをオススメします。


汚染された環境は清掃だけでなく、消毒が必要

ワイプの詳細情報、購入はコチラ


介護従事者は、自分自身を感染から守れなければ、利用者を守ることはできない。

 感染対策には、手指と環境の衛生が重要とのお話をしましたが、介護従事者にとって同様に大切なことは、自身を守るための個人防護具(マスク、手袋、エプロンorガウン、アイウェア)を適切に使用することです。


 在宅介護は、利用者さんのご家庭内でのケアであり、相手が患者さんではなく、利用者さんであることからも「マスクや手袋で自分たちを防御するのは失礼だ」と献身的に考えている方も多いようですが、実際は全く逆です。自分を守らないと患者さん、利用者さんを守ることはできません。万が一自分が感染した場合、知らないうちに他の患者さん、利用者さんへ感染させてしまうリスクがあるということを忘れないでください。

■マスク
 一般的に販売されているマスクは、不織布製の使い捨てで、「サージカルマスク(手術用)」と呼ばれています。昨今ではコンビニ等でも簡単に手に入るモノですが、本来は医療現場で下記の用途で使用することを目的としています。
1)「マスクをしている人」の唾液などが、外に飛ばないようにするため
2)自分の咳による飛び散りを防ぐため(咳エチケット)
3)自分を血液・体液等の汚染から守るため

 花粉症予防でも多く使用されていますが、上記の通り、目的は自身が発する飛沫や、外部からの飛沫を遮断することであり、構造的に密閉度が限定的なため、微粒子の防御や空気感染の予防には適していません。昨今、微粒子やウィルスを99%カット!などと記載しているマスクをネットやコンビニ等でも多く目にしますが、仮にフィルター性能がそうだとしても、顔面との装着にわずかでも隙間があれば微粒子は難なく通過してしまいます。

ただし、サージカルマスクはその目的から、顔面との密着には適した構造になっていないのですが、少し気をつけるだけで、エアロゾル等の微粒子を大幅に防御することも可能です。

よって、マスクは装着方法が非常に重要です。

マスクの着用方法は下記の通りです。;

2017年11月16日木曜日

医療関連企業としてすべきこと(ワクチン)

 これまで助成はしていたのですが、今シーズンより、全社員(アルバイト含む)およびその扶養家族のインフルエンザ予防接種を全額会社負担としました。
社員と家族の感染リスクを低減し、自分たちの周りの方々への感染の広がりを少しでも抑えようという制度改正です。

 社員の接種は強制ではなく任意ですが、感染対策を標榜し、日々お客様の病院に出入りするプロフェッショナルとして、インフルエンザのリスク、ワクチンの重要性を深く理解することは強制、必須であるとあらためて社内全体で情報共有しました。これを機にワクチンに関する議論が若いスタッフの間でも起きたようで、費用のことよりも認識が高まり、接種率はもとより、スピードも大幅に上がりました。

 写真は新たに作成した予防接種済みの社員に配られたネームプレート用シール(ブルー)。訪問先の医療施設にも安心していただけるようになりました。

インフルエンザワクチン接種済みシール

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