香港・中国出張

 香港です。6th International Infection Control Conference(香港感染管理看護師協会25周年)への参加と、同時に開催される代理店会議に出席するためです。深夜まで続くスケジュールですでにヘロヘロですが、簡潔に報告します。
 学会の参加者は約600名。香港のICNを中心に中国、シンガポール、マレーシア等のアジア近隣のICNが参加(使用言語は英語)。ポスター数は106。日本からの参加者は残念ながら我々のみ。Keynoteとして日本でも著名なWilliam Jarvis先生やElaine Larson先生が招聘されていました。

 Larson先生の「手指衛生の遵守率100%は、不可能な夢か?」は非常に印象深かったのでちょっと書き留めておきます。以下はメモランダム;
・結論から言って100%なんて無理(笑)
・目指すべきでもない(キッパリ)
・何か一つのテクノロジーによって将来解決されることもない(たぶん)
・人が育った環境や生活パターンに大きく影響されている、簡単には変わらない
・いくつかの介入を組み合わせれば、100%は無理でも近づけることはできる
・教育を単発で続けても一時的効果でしかない
・教育(スタッフ、患者)、観察、コミュニケーション、組織文化の改革など
・最重要なのがまわりを巻き込んでいく「リーダーシップ」。

メモにしてみれば当たり前のことかもしれませんが、頭の中が整理され、明日に向けてちょっとインスパイアされました。
さて、次のミーティング、中国本土に移動します。
国際感染管理学会のレジストレーション、アジアのICNが集結

ウチが代理店となっているクリネルのクロロヘキシジン患者清拭用ワイプ(日本未発売)

クリネルの展示ブース。大盛況でした。

学会のガラ・ディナー

ガラ・ディナーのイベントとして香港でも著名な占い師が招聘されており、私も観てもらいました。
驚愕の結果が...。

有名な九龍島からの香港の夜景。素晴らしかったです。

こちらはビクトリア・ピークからの夜景です。

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