日本環境感染学会APICジョイントセミナー

 今年の日本環境感染学会では丸石製薬さんと共催で日本環境感染学会国際委員会APICジョイントシンポジウムをサポート。米国APIC災害時感染対策委員会代表のJacie Volkman先生を招聘し、被災地の福島、宮城、岩手の感染管理認定看護師の方々とのシンポジウムが開催されました。

シンポジウムは、今回の開催のキッカケとなった2011年APIC(ボルチモア)で行われたICNJ主催の東日本大震災時感染対策セミナーのパート2という位置づけ。ボルチモアで東日本の惨状を報告されたICNJ代表の森下幸子先生もご登壇。自治医科大学の森澤雄司先生、岩手医大の櫻井滋先生を司会にお迎えし、日米の災害時感染対策が活発に議論されました。

Jacie先生はカトリーナ来襲の際、洪水に見舞われた米国南部地域の感染対策に奔走された経験を有し、日米の修羅場をくぐり抜けたプロフェッショナル同士の方々のお話に思わず胸が熱くなりました。


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