鳥インフルエンザA H7N9


こんにちは。

ご存知の通り、中国におけるインフルエンザA H7N9の人への感染が発生しています。
4月15日時点で報告されているのが、感染63例、死亡13例となっており、パンデミックには至っていませんが、感染はゆっくりと確実に広がっている様子です。

今のところ、中国当局(中国CDC)もWHOと恊働して、情報開示を積極的に行っていると思いますが、
流行初期時には重症例ばかりが確認されがちなので、実際にはもっと多くの感染例が出ていると考えた方がいいかもしれません。同時に重篤な患者の報告ばかりなので、致死率も高く出る傾向となりますので、現時点での致死率を大げさに意識する必要もないと思います。

ちなみに、現時点では人から人への持続的な感染は確認されていませんが、同時に感染しないことも確認されていないので十分な注意が必要です。

今回のA/H7N9対策の法的根拠となる「新型インフルエンザ対策特別措置法」の施行も13日に早められ、対策の詳細である行動計画も16日以降に今後、アップデートされる予定です。大げさに騒ぐつもりはありませんが、内閣官房による既存の行動計画の試算では、新型インフルエンザが重度の場合国内で2500万人の入院患者、64万人の死亡が想定されています。

インフルエンザA H7N9の最新情報に関しては下記を確認下さい。この5つのサイトで当面の状況把握はできると思います。

1)国立感染症研究所 インフルエンザA (H7N9)新着情報

2)WHO : 中国における人での鳥のインフルエンザウィルスA(H7N9)感染症に関するQ&A

3)内閣官房 新型インフルエンザ等対策

4)中国疾病予防空制中心(中国版CDC)※中国語だけどなんとなくわかります。

5)鳥インフルエンザA (H7N9)感染調査下の確認済み、または疑い患者をケアする医療施設におけるCDC暫定ガイドライン(英文)


モレーンとしても、すでにアラート体勢(準備段階)に入っています。
事業継続計画や社員および家族の安全対策、感染予防製品の在庫戦略等、準備すべきことは目白押しですが、着々と進行中です。このまま、パンデミックが起こらず、終息することを切に祈りますが、2009年H1N1パンデミックの経験を活かし、最悪のシナリオを阻止すべく、スタッフ一丸となってプロフェッショナルとして行動したいと思います。

パンデミック対策製品に関しては下記をご参照下さい。;

※呼吸器防護具の製品情報(医療用マスク・レスピレータ)はコチラ↓

※新型インフルエンザ封じ込めPPEキットの製品情報はコチラ↓

※空気感染予防用ポータブル隔離ユニットの製品情報はコチラ↓


ご質問や不安な点がありましたら、いつでもご連絡下さい。

ドラマ「ブラッディ・マンディ」で使用された当社のPAPR(電動ファン付呼吸器防護具)


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