社内メール:COVID-19 Vol.30

モレーンの皆さん、

お疲れさまです。
新型コロナは新規感染者数だけでなく、重症者数も本日都内では過去最多の176人となり、40代から50代では第3波の4倍近くになっています。
クラスターの多発場所も飲食店に限らず、百貨店等の商業施設や職場、学校、保育園、高齢者施設などに急速に多様化しています。同時に、家族が感染するなどして濃厚接触者と判定される家庭内感染も増えています。モレーン社内でも家族が保育園や幼稚園、学校や職場で濃厚接触者疑いとなるケースも出てきました。実はウチも娘のマリアが先週感染し、幸か不幸か同居はしていなかったので、濃厚接触者とはなりませんでしたが、この連休中は急変しないかと気が気ではありませんでした。

残念ながらデルタ株の台頭によって、新型コロナは本当に我々の足元に迫って来ています。
そこで、ここに就業制限(出社・外出)の考え方についてあらためて整理します。

■ 社員の発症が疑われる場合
あらためて社員は、出勤時にエントランスでアルコールによる手指衛生と検温を必ず遵守して下さい。
発熱や咳などの症状があれば出社せず、近所のクリニック等に直ちに受診し、PCR検査を速やかに受けてください。なお、コロナ感染では、必ずしも発熱しないことがあります。咳や倦怠感、息切れなど体調不良があれば、同様に受診し、検査を必ず受けて下さい。

検査結果が陽性であった場合、軽症であれば、発症から少なくとも10日が経過し、症状消失後72時間が経過するまで出社・外出制限となります。現時点では、ワクチン接種の有無やコロナ感染の既往によって、この期間が短縮されることはありません。

検査結果が陰性だった場合にも、コロナに感染していないとは言い切れないので、発症から7日が経過し、症状消失後72時間が経過するまで出社や外出をしないで下さい。明らかな接触歴があるなど、強くコロナ感染が疑われるときは、医師と相談して復帰前に再検査して下さい。

■ 社員が接触者と判定された場合
社員が、感染者の感染可能期間にマスクを着用せずに接触していたときは接触者と判定されます。このとき、感染者がマスクを着用していたかどうかは問われまません。15分など時間の長さも問われません。
また、社員がマスクを着用していても、感染者との密接な接触があったり、手指衛生が適切に行えていなかった場合にも、接触者と判断した方が良い場合もあります。これは、頻度や内容によって判断されます。

保健所から濃厚接触者と判定される社員が今後出てくると思いますが、これは「とくに感染が疑わしい者」を指しているに過ぎません。それ以外からも多数の感染者が発生しますので、接触者の判定は幅広く行う必要がありますので疑わしい場合は上長に必ず相談して下さい。

接触者と判定した社員については、原則として最後に接触があったと考えられた日を0日目として14日目までを出社・外出制限とします。症状がなく、体調に問題がなければ、テレワークできる場合は自宅にて就業可能です。

■同居家族の発症が疑われる場合
同居家族が発症したときは、社員は濃厚接触者扱いとなります。すなわち、その家族との接触が断たれた日を0日目として14日目までを出社・外出制限とします。同居家族が軽症であれば、発症から10日が経過し、症状が消失後72時間が経過した日が0日目となります。同居家族の家族構成等の状況にもよりますので、詳細は相談して下さい。

■ 同居家族が濃厚接触者と判定された場合
家族が濃厚接触者と判定され、その家族にPCR検査が実施されて陰性が確認されるまでは出社、外出はしないで下さい。

下記は沖縄県立中部病院の高山義浩先生による「社会福祉施設の職員に対する就業制限の考え方」です。一般企業にももちろん当てはまるので、参照ください。
また、下記は日本環境感染学会による「一般市民の皆さまへ、〜かからないために、かかった時のために(2021年8月6日)」のリンクです。家族が感染した場合の対応が非常にわかりやすく、またワクチン2度接種した人も感染対策が必要な理由等、重要なことが書かれていますので、必ず読んで下さい。
http://www.kankyokansen.org/modules/news/index.php?content_id=328#105

何か不安なことや質問がある人は、いつでも遠慮なく連絡下さい。

本文とは関係ありません:ネックフード



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