感染対策・オフィス改修工事

 手指衛生や環境表面衛生はもうスタッフに定着しているので、心配はありませんが、やはりオフィスや事業所でKeyとなる感染対策は「換気」です。これは窓のない部屋があったり、換気が建築基準値に達していない(メンテナスできてない)施設も多かったりするので、個人では気をつけようがありません。

 今日もウチのオフィスでは改修工事を進めていますが、一番懸念のあった「外気取り入れ」に熱交換器ファンユニットを導入しました。熱交換器ユニットとは新鮮な外気を室温に近い温度に変換してから室内に取り入れる装置のこと。これで真冬に窓全開でコートを着て業務ということは無くなると思います。モレーンではオフィスの容積を考慮してダイキンさんの大風量熱交換器ユニットを採用しました。

 また、窓のない部屋もありますので、通常換気に加えて、HEPA+UVCファンユニットを設置して、補助換気として最低2回/時の空気交換風量を追加しています。外気取り入れの熱交換ユニットは大掛かりな工事となるため、簡単にはできませんが、HEPA+UVCユニットは電源さえあれば、即座に効果を発揮します。モレーンのHEPA+UVCユニット(V-PAC)はウイルス除去の効果が第3者機関で実証されており、実際、我々のオフィスでもTSIポータカウントによるウイルス微粒子カウンター(N95モード)で検証もしていますが、運転後、見る見るウイルスレベルの微粒子は減少していきます。ここでも大切なのはHEPAだけでなく、空気交換回数(風量)です。

 医療施設のおいても、ネーザルハイフロー等のエアロゾルが大きく発生する装置の導入も増えているので、HEPA+UVCファンユニットによる補助換気は有効だと思います。ちょっと宣伝になってしまいますが、この状況でさらなる医療従事者の方々の呼吸器防護は必須だと思い、我々も活動を加速させています。政府支給のN95にあまりにも酷いものが多く、焦っています。何かあればどんなことでも結構ですので、いつでもお問い合わせください。フィット率のい高いN95および小型PAPR/HALOも在庫を強化しています。フィットテストのお手伝いも強化しています。

熱交換器ユニット
外気を室温に近い温度に変換して換気します。



HEPA&UVC換気補助ユニット:V-PAC
大風量で空気を浄化して換気補助します。
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小型PAPR:HALO(ヘイロー)
HAPA搭載の小型電動ファン付き呼吸器防護具
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