筑波サーキット

 今日はサーキットのドライビングスクールに参加しました。想像以上のガチの体育会系スクールで参加者の多くは自前のレーシングスーツを身にまとって登場され、アレ?間違っちゃった場所に来ちゃったかな笑、と。運転のレベルも非常に高く、ついて行くのがやっとでした。
 モータースポーツに肉体の鍛錬は不要と思われがちですが、強烈な縦横のGに耐えてクルマを押さえ込んで操るには相当の筋力・体力が要求されます。もちろん、精神力も。正直、走行後は心身ともにヘロヘロになりました笑。

 今回は参加者の大先輩からクルマの挙動を論理的に教えてもらい、多くの気づきがありました。アクセルベタ踏みからのブレーキングでクルマのどこに加重がかかり、姿勢制御に影響を与えるのか。クルマの運動エネルギーを利用してどのようにコーナーを素早く曲がり、アクセルを開けていくのか等々。物理の講義のようでしたが非常にためになりました。運転も理論を理解せずにただ練習するだけではだめだと痛感しました。

 若者のクルマ離れが叫ばれ、自動運転の実用が間近に迫る昨今ですが、自分で操る楽しみにもっと多くの若者が気付いてくれたらと思います。安全なサーキットで自分の限界ギリギリで走っていると、運転に集中するあまり頭の中が真っ白になり最高のリフレッシュ、リセットになりますよ。お金も自家用車で楽しむ範囲であれば、ゴルフより安くすむと思います。空っぽになった頭には、新しい発想やひらめきも生まれ易くなると経験上思います。ご興味のある方はぜひ一度トライしてみて下さい!





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