3.11 自然災害と新型コロナ

 東日本大震災から10年。あらためてこの震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 この出来事が、自分自身に、そして会社に筋金を入れてくれました。災害支援に対する「我々は微力だが、無力ではない」。このスローガンが生まれたのもこの時であり、それは今回の新型コロナ対応でも、会社の文化としてスタッフ全員が引き継いでくれています。

 今回の新型コロナもそうですが、災害の規模が大き過ぎると無力感に押し潰されそうになり、実際、このコロナ禍でも、どうしてもモノが調達できず、泣きそうになることもありましたが、できることは絶対にやる。仕方がないと絶対に諦めない。このことは今後も忘れずにいたいと思っています。

 写真は、被災直後、福島県内の医療施設にPPEをお届けした時のもの。この支援トラックの中で誕生日を迎えました。タイベックとN95レスピレーターでどこまで防御できたかはナゾですが、このコロナ禍でも見えない敵と戦う状況は同じであり、防護具(PPE)は必須。最前線の医療従事者を防護具なしの丸腰で現場に立たせるわけにはいかない。今後、再び大きな波が来たとしてもモノがないという状況だけは避けるべく、色々と手を打っています。



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