貼るだけで、血糖値のコントロールが可能に

 スマートインスリンパッチと呼ばれるこの製品、1型糖尿病のマウスで行った実験では、最大9時間血糖値を抑えることに成功したとのこと。人間での臨床試験が成功すれば、1日に何度も注射を打たなければならない人々の日常が劇的に変わる可能性を秘めています。

 患者さんのQOLが大きく変わる製品の開発には本当に頭が下がります。また、あまり知られていませんが、インスリンの自己注射針が公共の場に落下してしまうことがあり、トイレや交通機関等(電車、バス)で清掃の方々や場合によっては拾おうとした子どもがその極細の針を刺してしまうという「針刺し損傷」が高い頻度で発生しています。「針刺し損傷」は単なるケガではなく、感染につながる重大なリスクですので、このような製品の開発は、そのリスクを少しでも減らす可能性も秘めています。


詳細の記事はコチラ→スマートインスリンパッチ

コメント