イベントEXPO2021に出展

 緊急事態宣言中ですので、ちょっと迷いましたが、イベントEXPO2021というリアル展示会(幕張メッセ)に出展しました。イベントの企画や機材、会場やグッズの総合展です。

 いつもの医療系学会展示とは全くの別世界。感染対策ゾーンというのがあり、我々はそこでの展示となったのですが、ちょっとその効果や安全性でナゾというか、疑問に思うような製品の展示もあり、その担当の方からからは、これからはコレが当たり前の世界になりますよと諭され、あー、そうですかと歓談したりしました。この分野は健康に直結する分野なので、正しい情報を伝えていくことは、医療機関以外でも当然、重要です。我々の果たす役割は大きいと改めて思いました。
 ただ、この展示会を通じて、アフターコロナに向けて、イベントやエンターテイメントなどの火を消してはならないとの業界の強い思いも感じました。様々なアイディアにも直接触れ、大きな刺激も受けました。

 これまでは、感染から患者さんと医療従事者を守りたいと、純粋に思って走ってきました。ただ、このコロナ禍において、感染を予防するということは、単に命を救うだけでなく、人間の生活、幸せを守るものだともあらためて実感しています。

 コンサートや演劇、親しい人たち、家族との食事は大切なイベントです。感染対策を生業とする者ですが、不要不急と簡単に切り捨ててはいけないと正直思っています。ただ、危機のレベルに応じて必須の対策は存在します。ワクチンは朗報ですが、これで安全が保証されるわけではないので、もう少し、人の幸せの実現に寄り添って、モレーンとしての方向性、感染対策を再定義するする時期が来ているなと感じる今日この頃です。








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