日本環境感染学会JSIPC2019終了!今年も多くのイノベーションを発表しました!

 


 昨日、学会で来日していた海外パートナーとのミーティングが全て終了し、自分的には日本環境感染学会JSIPC2019がようやく終了しました。

 かなり無理をして大きな展示ブースを展開しましたが(汗)、日本全国の感染と戦う仲間の方々(お客さま)とお会いできて最高に幸せでした。

今年の日本環境感染学会展示では、モレーンが最大の展示ブースでした。

 多くのことに気付かされ、励まされ、感謝、感謝の2日間でした。お陰さまで次に進むべき道も遠くまで照らされた感じです。
 相変わらずの飲まず食わずで立ちっぱなし、しゃべりっぱなしの2日間でしたが、体力の続く限り頑張りたいと思います笑。






今年のモレーンのイノベーションは...4つ!!!




①世界初!
スマートフォン手指衛生評価システム、SCORE!

AIを搭載し、手指の形状を検知、手洗いの洗い残しを部位ごとに演算し、点数化。これまで定性的にしか評価できなかった手洗いのレベルを数値化し、定量的に評価することが可能になりました。地域や全国での偏差値も出ます。数値目標を持って、定期的に実施することにより、各自の手指衛生に対する意識が向上し、最終的には感染率の低下させるというアウトカムを目指します。
目指せ!偏差値70以上! 



②世界初!対エボラ・カプセルスーツ。特別なトレーニングを必要とせず、一人で脱げる、防御性能が最高レベルの防護服がついに完成しました!
 開口部が、最も汚染される前面に一切ない、バックエントリー仕様。一人で脱衣可能で、脱ぐ際に汚染表面に触れずに脱衣が可能。着脱のトレーニングも不要で、従来品に比べ約半分以下の時間で着脱が可能です。宇宙飛行士をモチーフにした一体型フードは、広い視野を実現し、患者さんから表情(笑顔)が見える仕様になっています。もちろん、従来のゴーグルやフェイスシールドを不要にし、顔面に隙間ができるリスクも一切排除しています。
 また、新開発のマイクロベンチレーターを接続することにより、防護服内にこもる熱や湿気、二酸化炭素を強制排気します。着用者の防護性能と快適性能を両立させています。

③世界初!人にやさしい紫外線、222nm!
 人にやさしい222nmの紫外線をシンク表面や汚物処理室の環境表面に連続照射。従来の除菌用紫外線254nmとの波長の違いにより、人にはやさしく、ウィルスやバクテリアには効果的に作用します。in vivoでの安全性は実証されていますが、まずは、人感センサーを搭載し、人がいない時のみに照射するシステムとしてご紹介します。

 汚物処理室が物理的に狭く、清潔エリアと汚染エリアをゾーニングできないご施設の課題を解決するためのソリューションです。



④世界初!排水口から這い上がる耐性菌を熱で除去!
 既存の手洗いシンク配管に簡単に取り付けが可能なヒーター、ドレインポッドです。100V電源コンセントがあれば、簡単に後付けが可能です。温度コントローラーとタイムコントローラーにより、専用ヒーターが90℃、10〜30分間の定期的な加熱を繰り返し、配管内のバイオフィルム形成を強力に抑制します。定期的な清掃が手間であり、汚染除去が難しい配管口内を外側から自動で定期的に加熱し、配管口からの飛沫で環境が汚染されるリスクを低減させます。



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