仕事の意味、そして目的...第31回日本環境感染学会

 モレーン最大のイベント、日本環境感染学会(第31回、学会長:一山 智先生、京都大学)が今年は京都で2月19日・20日の2日間、開催されました。7,700人以上の感染対策担当者が集結、感染関連では世界最大規模の学術集会です。
 
 この学会は我々モレーンにとって、新製品の発表や学術活動等、マーケティング的に重要なイベントなのはもちろんですが、実は経営者の私にとっては、重要な意味が別にあります。
 それは私自身も含めて、コンサルティング・セールスのスタッフが自身の仕事の意味、目的を再確認すること。真摯な気持ちを取り戻すこと。

 本当に有難いことに会期中は予想を超える人数のお客様にブースにお越しいただき、特に講演の合間はお客様が集中してブース内に入れないといった状態にもなりましたが、この2日間は、普段の営業活動では気づくことができないお客様のご期待をストレートに全身で感じることができる体験となりました。正に身が引き締まる思いとはこのことで、ご期待に応えるべく、深い謙虚な気持ちと共に高い使命感に改めて火が着きました。
 毎年この学会が終了すると本人たちは気付いてないと思いますが、参加メンバーの顔つきが変わるのがわかります。

 モレーンではこの学術集会にコンサルティング・セールスの全員を全国から参加させています。配置人数的にも経費的にも全員の必要はどう考えてもないのですが、気持ちを取り戻す、ポジションを捉え直す体験としても非常に重要なイベントであると認識しているからです。

 モレーンは今年の学術集会で下記の講演、発表、セミナー、展示に参画しました。

1)シンポジウム2 世界のICNの活動と展望
 司会:森兼啓太先生、大友陽子先生
 演者:Delyth Davies先生(モレーン招聘支援)、Victoria D. Villanueva先生、
    美島路恵先生、廣瀬千也子先生

2)シンポジウム20 汚物処理室ってどうよ?設計から管理まで
 司会:山本新吾先生、寺坂陽子先生
 演者:野田洋子先生、藤本憲明先生、寺坂陽子先生、草場恒樹

3)アフタヌーンセミナー1(モレーン共催)
 院内感染に関する患者(生活者)の意識・実態調査 〜患者の視点で考える環境整備
 司会:満田年宏先生
 演者:森下幸子先生

4)一般演題1-P34-8 院内感染に関する患者(生活者)の意識・実態調査3
 〜感染対策に不安を感じた患者行動が病院経営に及ぼすリスクについて〜
 司会:藤澤隆一先生、多田豊一先生 
 演者:森下幸子先生、草場恒樹

5)企業展示
 20コマのスペースでブース展開。展示参加企業107社中、最大。

 海外からもモレーンの講演、展示サポートのため、英国、スウェーデン、米国から計10名が来日し、最新情報を届けてくれました。

今年のモレーン・ブース。 20コマで展示社中、最大



毎年恒例のオリジナル・ネクタイ。
今年のテーマ・カラーはこのブルー。

このブルーは、「セレニティー」と呼ばれるパステルブルー。
展示ブースのテーマ・カラーにもこのセレニティーと共にPantoneのColor of the Year 2016に選ばれた「ローズ・クォーツ」と呼ばれるパステルピンクを合わせました。
Pantoneが2色をその年のカラーに選ぶことは異例らしいのですが、優しい2色を提示することで「性の平等」を表しているとのこと。
我々もその「平等」という言葉にどの施設でも同じレベルの感染制御を、という気持ちを込めました。






全国の支社5拠点で営業活動を行うMoCoちゃんも集結!

専用コインでガチャガチャ
今年のサプライズは「ガチャガチャ」笑。
オリジナルの感染リングを作成し、大当たりも含めてご用意しました。
予想を超える大人気で、500個近く用意したリングもあっと言う間に完売。多くのお客様からもっとないのかと有難い苦情をいただきました。

ガチャガチャのオリジナル・リング。スイッチで光ります。「針刺」「隔離」「陰圧」「N95」「モコちゃん」の全5種。非売品の超レア・アイテムです笑





女性はネクタイではなく、オリジナルのセレニティー・カラーのスカーフ。




 











学会ではシンポジストのご下命もいただきました

かなりの寝不足の2日間でしたが、最高に楽しかったです。感謝!

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